毎年5月3日（憲法記念日）に開催される、五頭の春を告げる五頭連峰山開き。出湯、村杉登山口で受付を済ませ、登山記念プレゼントを受け取る。山頂では旦飯野神社神主による安全祈願祭が行われ、玉串奉典のあと、登山者への御神酒や御守りの配布も。蒲原平野を見渡しながら食べるおにぎりは最高。

建武二年（1335年）に発見された村杉温泉の、歴史と伝統を伝えていこうと始まった祭り。毎年8月15日に開催され、村杉の温泉街一帯で子供みこしや提灯行列、御神楽、御陣乗太鼓などが賑やかに披露される。お湯くみ祭、お湯かけ祭、お湯配りといった、温泉地ならではの珍しい行事も登場する。

五頭山麓の豊かな自然を楽しんでもらおうと、毎年10月に開催されている健康ウォークイベント。建立されている碑や、眼下に広がる景色を楽しみながら、全長5ｋｍの「やまびこ通り」を歩く。道中では俳句や短歌、川柳を一句詠み提出。景色や風の匂いとともに、作品も良い思い出になるに違いない。

今ではなかなか体験できなくなった賽の神作りに、自由に参加できる。無病息災、五穀豊穣、交通安全、商売繁盛などを祈った後、賽の神に点火。五頭温泉郷のキャラクター「鯛つり様」が舞を披露し、御神穀をまく「だんごまき」が行わる。雪だるまコンテストや大すべり台など、雪に親しむイベントもあり。